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津島市の動物病院、津島市民病院前のブランコどうぶつ病院です!
愛知県津島市橘町3丁目50
レインボー

●一番多い病気、外耳炎 〜最新機器での治療 オトスコープ〜

一番多い病気、外耳炎。

外耳炎は日常診察で最もよく診る病気です。
おうちのワンちゃんに次のような症状はありませんか?

■耳を掻く
■耳をよく振る
■こげ茶色や黄色の耳垢が出てくる
■耳が赤い、腫れている
■まめに掃除していてもすぐ汚れてしまう
■なんかイライラしている

これらのうち一つでも当てはまれば外耳炎かもしれません。

外耳炎とは耳介、耳道(下の図参照)に炎症がおこって、痒い、痛い、耳だれがでてくる病気です。

このようにワンちゃんの耳は人とは違って途中で90度に曲がっています。

さらに被毛も多いため、飼い主さんが異常になかなか気づけず、知らぬ間に悪化してしまうことも多々あるのです。

また、飼い主さんだけでなく、私たち獣医師にとっても見えづらい場所です。(特に奥、さらに鼓膜)そのため、旧来の治療では盲目的な投薬や洗浄での治療がされることも少なくありませんでした。また、手持ち式の耳鏡を用いても鮮明な観察は困難でした。

そのため、特に盲目的治療では現状把握(耳の中がどんな状態か)や、治ったかどうかの判断が難しいため、そのまま慢性化し難治性になってしまうこともありました。

その問題点を解決するために当院ではオトスコープ(耳用内視鏡)を導入しています。

治療効果を判定できるため、より適切な治療が可能です。

また、オトスコープは一般的な治療で治らない場合に力を発揮します。

例えば・・・
・耳垢石(岩のように固まった耳垢)が取れない時
・鼓膜周辺の毛が多い(外耳炎が治らない)
・鼓膜が破れていてる(中耳炎になってしまう。意外に多い)
・慢性で治りがとにかく悪い

・・・といった場合に 内視鏡観察下で特殊鉗子を使って、耳垢石を取り除いたり、鼓膜前の毛を抜いたり、 破れた鼓膜の周囲を綺麗にし中耳の洗浄をして鼓膜を再生に導いたりします。

(ただし、全身麻酔下での処置となります。繰り返しの処置が必要になります。)

外耳炎は慢性化し悪化すると・・・
最終的には耳の穴が炎症の腫れや耳垢で塞がってしまい、外科手術で耳を切除しなければならないことさえ実際にあるのです。

オトスコープは慢性悪化例で外科手術を回避できる最良の方法といえるでしょう。

当院では、

オトスコープで詳細に耳の中を観察します。現状把握したうえで治療経過を見ていきます(データの保存比較)。また治療経過を直接飼い主さんに見て頂きます。

一般的治療で改善しない場合、しそうにない原因がある場合に、飼い主さんと相談の上麻酔下の処置を検討します。(一般的治療で治る場合①で十分かと思われます。)

気になることがあればいつでもご相談くださいね。